鈴与商事(静岡県静岡市)は9月から、新築住宅の屋根に太陽光発電システムを無償で設置し、日中に発電した電気は設置先の顧客が原則無料で利用できるサービスを開始したそうです。対象エリアは静岡県・山梨県・愛知県の3県とのことです。
顧客は太陽光発電による電気を原則無料で利用し、余剰電力を鈴与商事が電力会社に売電するそうです。夜間や悪天候時など、太陽光発電では賄えず不足する電気については、同社の「鈴与のでんき」で供給。サービス利用者専用に、基本料金ゼロ、28円/kWhの従量課金制プランを用意したとのこと。契約期間10年満了後は顧客に太陽光発電設備を無償譲渡するそうです。 同社では、オール電化住宅で4人家族(契約容量8kVA、想定使用量520kWh)の場合、東京電力管内で年間29,808円、中部電力管内で同30,660円、電気代が安くなると試算しているそうです。