建物によって、暑さ・寒さへの体感温度が違うのはなぜでしょう。それは、使われている建材の断熱、あるいは遮熱効果の違いかもしれません。
住まいの節電を考えたときに、真っ先にあげられる対策として、「断熱・遮熱」の効果があります。高気密・高断熱はもちろん、有毒物質などを抑え、快適な健康生活を保持する、優れた機能を持つ断熱材・遮熱材をお選びください。
断熱とは、熱が伝導や対流・更には放射によって伝わるのを防ぐことと定義されています。一般的には、伝導を防ぐことを断熱といい、放射を防ぐ場合は遮熱といいます。
冬場の暖房の場合、断熱をしていないと、室内の高い温度が低い外へと流出して行き、逆に夏場には冷房で低くなった室温が、高い温度の外部へと流出すると、イメージするとわかりやすいでしょう。
全く断熱をしていない場合には、8 割近くの熱が逃げて行くといわれています。建物の冷暖房効果を高め、節電を図るためには、断熱や遮熱は不可欠な要素です。
各メーカーから提案されているさまざまなタイプの断熱材・遮熱材を比較、検討してお選びください。