関西電力(大阪府大阪市)、NJS(東京都港区)、環境総合テクノス(大阪府大阪市)の3社は5月24日、国内外の水力発電所鉄管におけるドローンを活用した点検事業への参入を目的に、業務提携に関する契約を締結したそうです。
この契約に基づき、関西電力とNJS社は、ドローンを活用した水力発電所鉄管内部の点検を行うそうです。具体的には、水槽開口部から内部にドローンを搬入し、遠隔操作で離陸。常に鉄管とドローン後方に設置したテールの先端部を接触させながら、鉄管下部まで安定的に飛行させ、高画質カメラで動画を撮影するそうです。
関西電力は、ドローンを活用したことにより、従来よりも鉄管内部点検の安全性が向上するとともに、点検日数・費用を約50%以上削減できると見込むとのこと。また、ドローンを活用した、閉鎖的な空間でかつ傾斜のある構造物を点検する技術の確立は、国内で初めてだとしているそうです。